おぢか国際音楽祭
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クリエイティブ音楽セミナー
私達の身体は、音楽をよく聞こえるようにする「道具」でもあります。私達は、自然の身体を鋭敏にして、生き生きとした音楽を創り出せるよう、常にそのことを心がける必要があります。バランスのとれた緊張感を持って、感覚と身体をオープンにしていることは、どのような音楽活動にも必要な、そして基本的なことです。実践的に様々な角度からアプローチしていくこのセミナーは、指導のアイデア、ご自身のスキルアップなど幅広い方に有意義な内容となっています。この機会に多くの方が参加されますよう、お待ちしております。
●オルフ研究所と創造的音楽教育 オルフ研究所は、カール・オルフ(1895-1982)によって設立され、ザルツブルク大学モーツァルテルムの学部として創造的音楽教育を展開、現在までに多くの日本人教育者もそこで学んでいる。「カルミーナ・ブラーナ」の作曲で世界的に有名になった、現代ドイツの大作曲家オルフは、子供のための音楽教育にも独自の見解を持ち、その実践を続けていた。オルフは「音楽は単独に存在するのではなく、動きやダンスや話し言葉と常に関連を持っている。それは聴かれるものではなく、伝達の手段として使われるものである」と言い、動きと即興演奏とリズムの統合の重要性を常に主張していた。オルフ教育システムは、1948年よりミュンヘンの放送局から5年間にわたって放送された「子供のための音楽教育」(シュールヴェルク)をもとに構成されたものだが、シュタイナー学校やダルクローズのリトミックと並んで世界3大創造的音楽教育の一つとして位置付けられている。現在では、後継者たちがオルフのコンセプトを生かし、より創造的な自由な発想のもとに、現代に生きる音楽教育の在り方を追求している。創造的音楽教育の特長は、音楽を学ぶこと=音・楽譜・楽器ではなく、音楽に同期するための気持ちとからだをトレーニングすることにある。具体的には、ボディパーカッションやウォーキングなどでリズムを体得したり、より自然な発声から歌やハーモニーをつくりあげたり、からだ全体を使って美的表現や音楽のドラマティックな表現を試みたり・・・など、「音楽から学ぶ」というより「音楽を生む素地づくり」に重点が置かれる。このトレーニングで得られる、音楽への柔軟な姿勢、発想、創造性は、人格形成の上においても重要な柔軟性、創造性につながるものであり、ダルクローズやシュタイナーと並ぶ、音楽を通じた全人教育として高く評価されている。 |