この調査は、土地の戸籍調査ともいうべきもので、国土調査の一つとして行われる大切な調査です。今までみなさんの土地のもととなっていた土地台帳や字図は明治の初めに地租を取り立てる目的でできたもので、当時の測量技術の幼稚さと長い年月を経て、現状の移り変わりによって、今までは全くあてにならなくなり大切な土地の境界争いの原因ともなっています。地籍調査は、正しい測量によって、新しい地図と帳簿(地籍図と地籍簿)を作り、皆さんの土地の正しい位置、形、地番、地目、面積を明らかにするための調査なのです。これができますと区画整理をはじめ土地改良事業や、土木事業など、いろいろの建設事業計画をたてたり、作業をしたりするのに大変役立つとともに、大切な土地を守ることができるのです。なお、平成17年度は野崎地区の地籍調査を行います。
これは基準点測量といってその地点が地球上のどの位置にあるかを測り、これが地図を作る骨組となるものです。その時に埋めたコンクリート杭やプラスチック杭(国土調査の焼印がおしてあります。)は今後の測量のもととなる杭ですから、これを抜いたり動かしたりしないよう注意して下さい。
これを一筆調査といいます。この調査は、土地台帳と字図の写しを作り、これと現地と照合し関係者立会いのもとに、毎筆の土地について、所有者、地番、地目、境界の調査を実施します。
土地の分筆や合筆、地目変更などを希望される場合は、そのように取計らうことができます。更に皆さんの土地で登記を必要とする場合は係の者がいろいろ指導いたしますから気軽に相談して下さい。
一筆調査が終わりますと、測量技師が皆さんの土地や道路などを細かに測量して地図を作ります。測量は自分の土地のすべての曲がり角に立てた杭をもとにして行われますので、この杭を抜いたり倒したりしないよう注意して下さい。
測量が終わって地籍図と地籍簿ができ上がりますと、20日間閲覧に供されます。
その時は、一度目を通して自分の土地に間違いないかどうかを確かめて下さい。
これによって皆さんの土地は明確にされ、皆さんの地区のこれから計画するいろいろな事業の礎ができたことになります。またこれによって今後の境界紛争などを完全に防止することができます。
この結果を色々な面に活用して新しい町づくりを進めましょう。
財政課国土調査班
本年度の地籍調査は、野崎島の南部(舟森地区)を中心に実施しています。
左の写真は舟森地区です。